2015年12月03日

カネカ、神戸ポートアイランドに再生・細胞医療の研究開発拠点を開設

いま神戸のポートアイランドには、神戸市の誘致活動に寄り、多くの研究センターや大学が入ってきています。
神戸空港から近いというアクセスも魅力的です。
研究所同士の協業、競い合いで関西の研究基盤がより活性化するといいと思います

カネカ、神戸ポートアイランドに再生・細胞医療の研究開発拠点を開設
カネカは11月30日、神戸ポートアイランドの神戸MI R&Dセンター内に、再生・細胞医療に特化した研究開発拠点を設置し、11月より本格的に活動を開始したと発表した。

同研究開発拠点を設置することで、細胞を用いて各種疾患の治療を行う人に安全・安心な細胞を製剤化し提供する技術や、各種デバイス・装置、医療用機能性素材関連技術やiPS細胞を活用した創薬関連技術などの基盤技術の研究を加速させるという。

神戸ポートアイランドには再生・細胞医療の研究機関や医療機関などが集積しており、カネカは、理化学研究所をはじめとする研究機関や医療機関との協業・連携のほか、昨年9月に開設した神戸国際ビジネスセンター内の羊膜由来間葉系幹細胞(羊膜MSC)の製剤化と治療応用(羊膜MSCプロジェクト)の拠点と今回設置した拠点の連携により、さらに効率的な研究開発が可能となるとしている。
(マイナビニュースより)
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2015年11月26日

カメラにレンズがなくなる日が来る? 撮像素子だけで撮影できる新技術「FlatCam」

カメラは高額処理から完全電子処理の時代へ移行、ですね。
今はまだ解像度、画質とも実用性が低いですが、改良によってスマホを中心に画期的なデザインのカメラ機能が出てくるのでしょうか


レンズなしで画像を撮影できる新技術「FlatCam」

スマホなどのカメラを圧倒的に薄型化できる可能性
米ライス大学の研究グループは11月23日、レンズを持たない撮像素子でも画像が撮影できる新技術「FlatCam」を開発したと発表した。

 一般的なカメラでは、レンズによって像が結んだところに撮像素子が置かれ、撮像素子の各画素の明るさを並べれば画像となる。FlatCamにはレンズがなく、一般的なカメラのような像も結ばない。

 FlatCamでは、撮像素子の表面に格子状のマスクが配されており、被写体から反射した光は、格子を通ることでわずかに異なった組み合わせで撮像素子に到達する。撮像素子の画素それぞれは像としてのデータは含まれていないが、全ての画素の明るさを合成・解析すれば被写体の像となる。

 原理的にはやや異なるが、Lytroのライトフィールド(Light Field)技術に近いもので、FlatCamでも被写界深度情報を得ることができるようだ。試作モデルでは512×512ドットと、やや荒い画像ではあるがカラー画像を撮影できている。

 ライトフィールドカメラはマイクロレンズアレイを用いることで昆虫の複眼のような動作をするが、FlatCamではさらにレンズ自体をなくすことに成功している。光学部材と結像距離を不要としたことでさらにカメラを薄型化、あるいはコストを抑えた使い捨て撮像デバイスなどの可能性があるという。
(ASCII.jpより)
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センサー付タイヤで雪道、雨道など路面状況をリアルに判別! 実用化に成功!

タイヤがセンサーに! 車はどんどん賢くなっていきますね。

ブリヂストン、路面状況をリアルタイムに認識する「CAIS」に基づいた路面状態判別技術説明会
ネクスコ・エンジニアリング北海道とライセンス契約を締結。今冬から実用化

ブリヂストンは11月25日、「CAIS(Contact Area Information Sensing)」コンセプトに基づく路面状態判別技術の実用化に成功したと発表。同日、同技術についての説明会を都内で開催した。

 CAISは2011年9月に発表された技術で、タイヤから接地面の情報を収集・解析し、路面情報やタイヤの状態を把握することが可能な同社のセンシング技術の総称。降雪などによる路面状態の急激な変化をリアルタイムに感知することを可能とし、刻々と変わる路面状態を車載解析装置によって「乾燥」「半湿」「湿潤」「シャーベット」「積雪」「圧雪」「凍結」の7つの区分に判別。その判別結果を車内ディスプレイに表示し、ドライバーへタイムリーに伝達することで安全運転を支援するというもの。

 2011年11月からネクスコ・エンジニアリング北海道と共同で試験を進めており、今回ネクスコ・エンジニアリング北海道とライセンス契約を締結。2015年度冬季から、世界初のタイヤセンシング技術として実用化されることが決定している。

 説明会ではブリヂストン 執行役員 中央研究所担当 森田浩一氏、ブリヂストン 中央研究所 研究第5部 タイヤエレクトロニクス研究ユニット 花塚泰史氏、「CAIS」の開発に携わった情報・システム研究機構 統計数理研究所 所長 樋口知之氏が登壇して概要を説明。

 CAISの詳細な紹介は花塚氏から行われた。花塚氏は「CAISはタイヤと路面が接地する領域の情報を取得し、我々にとって有益な情報を取得する技術。タイヤはこれまで走る・曲がる・止まる・支えるという4つの機能で車両を文字通り足下から支えてきた。自動車を人間に例えるならタイヤは足。我々の足も、同じように歩く・曲がる・止まる、そして我々の身体を支えるという機能を有している。しかし、我々の足にあってタイヤにないもの。それが“感じる”という機能で、その“感じる”という機能をタイヤに付与することでタイヤに新しい価値を創出し、社会に安心・安全という価値を提供できると考えた」と、CAIS導入の経緯を語る。

 このCAIS技術の実現に向けては、リアルタイムにタイヤの摩耗状態が分かる摩耗推定システムと、路面状況をリアルタイムに知ることができる路面状態判別システムという2つの技術が鍵になるという。

 なかでも路面状態判別システムは、タイヤの内面に取り付けられた加速度センサーがタイヤの周方向(回転方向)の加速度を検出することによって実現するもので、「加速度センサーからの情報は無線送信機を介して瞬時に転送される。車両に搭載される解析装置はそのデータを分析し、(7つの区分のうち)どの路面に一番近いのかを判断して出力する。分析には、加速度センサーの情報に内包される路面状況ごとの特徴を数値化すること、そして数値化された情報を元にあらかじめ設定された基準と照らし合わせて路面状態を出力する2つの過程がある」(花塚氏)という。

 具体的に説明すると、タイヤは真円を保ったまま(接地しない状態)低速で回転するだけなら回転方向(周方向)にかかる加速度はゼロになるそうだが、実際にはタイヤは車両に取り付けられ、荷重を受けながら回転している。このときタイヤが路面に接地した際、路面と平行になるように平らになり、加速度センサーが接地端部に差し掛かると円軌道から直線軌道に急激に変化。その変化を見ているという。その変化を振動波形にすると、路面に接地した瞬間と、路面から離れる瞬間で互いに異なる2つのピークを持つ波形が示されることになる。

 同社はこの加速度センサーを付けたタイヤでさまざまな路面状態で計測を実施。その結果、路面状況に応じて特徴的な波形が生じていることが判明したといい、「例えば湿潤路面では、タイヤは路面と接する前に水膜と接するので、それに応じて大きな加速度振動が得られる。一方で、凍結路面を走行している場合、タイヤは微妙に滑りながら回転している。従って、その滑りによって生じる加速度振動が波形に現れる。このように、路面状況によって異なる波形の特徴が判明したのは、我々がタイヤメーカーとしてタイヤの物理をよく理解できていたからこそ分かったこと」と、花塚氏は胸を張る。

 こうした特徴を機械に判断させるには、路面状況に応じた波形の特徴を数値化する必要があるとし、「これは特徴のある領域の信号を抽出し、その後、抽出した加速度信号ごとにフィルターをかけ、特徴が現れる周波数帯のみの振動を取る。これによって特定の領域の、特定の周波数帯の振動レベルとして特徴を数値化する」「数値化された特徴を使って路面状態を判別するわけだが、それには何らかの基準が必要になる。我々は最適な基準を得るために最先端の統計数理の領域にある機械学習技術を導入した。これによって高精度に、リアルタイムに路面状態を7つに判別できるシステムを完成させた」と解説を行った。

 また、CAISの開発パートナーとなったネクスコ・エンジニアリング北海道が今回導入した冬期道路管理システムについても触れ、「NEXCOグループでは凍結しそうな路面に対して凍結防止剤を散布する作業を行うが、(今回のシステムでは)我々のCAISを搭載した車両でまず走行し、道路の状況を線的に表示。これによりどの場所が凍結していて、どの場所が乾燥しているのか一目瞭然になる。これだけでも価値はあるが、今回はさらに後続の凍結防止剤散布車に無線で情報が転送され、この情報をもとに凍結防止剤散布車は確実に凍結防止剤を撒くべきところに撒き、その撒く量も最適化するといったことが可能になる。このシステムは実際に今冬から運用を開始する」「この冬季路面管理への適用は、非常に大きな価値を社会に貢献できると思っているが、さらにこの価値を一般の車両にも適用し、社会に広く貢献していきたいと考えている。例えば、ドライバーが目で見ても分かりにくいブラックアイスバーンを事前に検知し、それをドライバーに瞬時に警告できるようになる。そして昨今、自動運転に代表されるように高度化が急速に進んでいるが、CAISを導入することでさらに安全な自動車制御ができるようになる」と述べ、今後CAISの普及に取り組むとともに、自動運転車への適用も視野に入れるとした。

 なお、説明会の後に行われた質疑応答で、CAISの普通車への導入時期について「2020年の東京オリンピックに間に合わせたい」との予測がアナウンスされている。
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2014年02月07日

広帯域な8K非圧縮動画の伝送に成功。さっぽろ雪まつりで-NICT

CATVや、中継局の伝送などで、8Kの映像を伝送して、かつ互換性のために4Kや現行のフルHDの動画も合わせて伝送するには、相当の帯域と安定性が必要です。
実際は圧縮データでの放送となるはずですが、今回の実験の成功で技術的には8K放送の伝送は確立されたと言ってよく、あとは伝送路などインフラがポイントになりそうです。


NICT、8K非圧縮のさっぽろ雪まつり映像の非圧縮伝送に成功

独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)は5日、開催中の「さっぽろゆきまつり」の8K/4K映像の非圧縮IP伝送に成功したと発表した。

 NICTは、新世代ネットワークの実現に向けた研究用テストベッドネットワーク「JGN-X」を構築/運用しており、4月には100Gbpsの広帯域化を予定している。

 今回は、NTTコミュニケーションズから東京〜大阪間に実験用100Gbps回線の提供を受け、同区間で8K映像と4K映像の非圧縮データ(36Gbps)を同時並列で伝送できる仕組みを構築。また、さっぽろ雪まつり会場からの高解像度映像などを国内複数拠点にHD、4K、8KなどでIPネットワーク上で伝送する実験を神奈川工科大学などと共同で実施する。

 また、4K圧縮映像や高品質な商用放送映像伝送をJGN-X上のSDNテストベッド「RISE」のOpenFlowネットワークで並列伝送する実証実験も行なう。これにより、既存サービスと新世代サービスの混在を可能とし、技術移行期に対応できるかを検証するとしている。
(AV Watchより)
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2014年01月17日

コーヒーなどカフェインの摂取で記憶力向上の実験結果が

http://gigazine.net/news/20140116-caffeine-memory-consolidation/
より

アメリカの研究者の実験により、コーヒーに含まれるカフェインには学習効果を高める可能性が高い、という結果が実証されました!

これまで「カフェインを摂取することで記憶力が高まる」主張は否定的な意見が多数派でした。理由は試験前などモチベーションが高まるタイミングにカフェインを摂取した実験結果だったから。

そこで、アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のマイケル・ヤッサ博士は、モチベーションによる因子を排除するため、被験者に研究目的を明かすことなく実験に参加してもらいました。

160人の被験者は、イスやあひるの人形など日常生活になじみのあるイメージ画を見せられ、それから24時間後にどれだけイメージ画を記憶しているかについてチェックされました。

ヤッサ博士は、被験者を半数ずつにグループ分けし、一方のグループにはイメージ画を見せた後にカフェイン入りのコーヒーを、もう一方のグループにはカフェインが入っていないプラシーボ(偽薬)を飲ませ、カフェインの影響度を調べることに。

翌日、被験者に、前日と同じものを含むさまざまなイメージ画を見せ前日のイメージ画と同じものを選択させると、前日のものとまったく同じイメージ画についてはコーヒーグループ・プラシーボグループともに同様の正解率でしたが、わずかに異なるイメージ画については、コーヒーグループの方が正確に違いを区別するという結果が出ました。

ヤッサ博士は、今回の実験から、カフェインによって長期記憶が強化されると結論づけており、また、イメージ画のわずかな違いを区別できたことから、カフェインはパターン分離をつかさどる海馬に影響を与えているのではないかと推察しています。

まもなく大学センター試験。試験勉強の合間に飲むコーヒーは、気持ちを落ち着かせるだけでなく学習効果を高める上でも意味がありそうです。
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2013年04月23日

なぜ赤ちゃんは抱っこされて歩くと落ち着くのか?

なるほど、参考になるといいですね。


なぜ赤ちゃんは抱っこされて歩くと落ち着くのか? - 理研が機構の一端を解明
理化学研究所(理研)は4月19日、哺乳類の子どもが親に運ばれる際にリラックスする「輸送反応」の仕組みの一端を、ヒトとマウスを用いて科学的に証明したと発表した。

同成果は、理研脳科学総合研究センター 黒田親和性社会行動研究ユニットのGianluca Esposito国際特別研究員と吉田さちね研究員、黒田公美ユニットリーダーらと、精神疾患動態研究チーム、トレント大学、麻布大学、埼玉県立小児医療センター、国立精神・神経医療センター、順天堂大学などによるもの。詳細は米国の科学雑誌「Current Biology」オンライン版に掲載されたほか、5月6日号にも掲載される予定。

哺乳類の赤ちゃんは未熟な状態で生まれ、親の手により子育てを受けて成長するため、親は子を守り、哺乳や保温といった「子育て行動」に必要な神経回路を備えている。また、子どもも親を覚え、慕って後を追い、泣くことで意思を伝えるなど、さまざまな「愛着行動」を本能的に行っているが、見た目に分かりやすく研究が容易な親の行動に比べ、子どもの行動はあまり研究されてこなかったという。しかしヒトでは例えば、親が泣く赤ちゃんを抱っこやおんぶして歩くことで、泣き止み、眠りやすいことが経験的に知られている。同様な親子の行動は、ネコ、ライオン、リスなどさまざまな哺乳類でも見られ、母親が仔を口にくわえて巣や安全な場所に運ぶときには、仔は運ばれやすいように丸くなる姿勢をとること(輸送反応)が知られているが、科学的な研究の対象として取り上げられるケースは少なく、その意義や神経メカニズムについてはあまりよく分かっていなかった。

今回、研究グループは、生後6カ月以内のヒトの赤ちゃんとその母親12組の協力を得て、母親に赤ちゃんを腕に抱いた状態で約30秒ごとに「座る・立って歩く」を繰り返してもらい、その際の赤ちゃんの行動を映像にて、また生理的反応を心電図を用いて記録して調査を行った。その結果、母親が歩いているときは座っている時に比べて、赤ちゃんの泣く量が約10分の1、と自発運動の量が約5分の1に低下し、心拍数は母親が歩き始めて約3秒程度で顕著に低下することが確認されたことから、母親が赤ちゃんを抱きながら歩くという行為は、赤ちゃんをリラックスさせる効果があることが科学的に証明されたこととなった。

母親が「座って抱っこ(Holding)」から「抱っこして歩く(Carrying)」の前後における、赤ちゃんの行動と心拍の変化。母親がX軸の0の時点で「座って抱っこ」(青)から「抱っこして歩く」(赤)に行動を切り替えると、数秒以内で赤ちゃんの動きが少なくなり、泣き止み、また心拍間隔が増加し(心拍が遅くなる)、リラックスしていることが判明した。

さらに、この輸送反応の詳細な調査を目的に、同じ哺乳類のマウスを用いて解析を実施したところ、母親がマウスの仔を運ぶ動作に真似て、離乳前の仔マウスの首の後ろの皮膚をつまみあげると、人間と同様に自発運動や心拍数が低下することが確認されたほか、仔マウスが有する超音波で母親を呼ぶ習性の発声も何もしない時に比べて、約10分の1に低下することも確認されたとのことで、母親が子を運ぶときには、マウスでも人でも子が数秒程度で泣き止んで、おとなしくなり、リラックスすることが明らかになったという。

仔マウスをつまんだだけ(Holding)の状態からつまんで持ち上げる(Carrying)時の、仔マウスの心拍間隔の変化と仔マウスの超音波発声の回数。つまんだだけ(青)の時に比べて、グラフのX=0の時点で仔マウスを持ち上げる(赤)と、1秒以内に心拍間隔が顕著に増加し(心拍が遅くなる)、仔マウスの超音波発声回数も少なくなることが確認された

また、さまざま脳の機能障害を持つ遺伝子改変マウスを使って輸送反応のメカニズムを調べたところ、小脳皮質に異常のあるマウスでは、体を丸めて運ばれやすい姿勢をとるのが難しいことが判明したほか、リドカインで母親にくわえられている首後ろの皮膚の触覚を阻害したり、ピリドキシンで空中を運ばれている感覚を作る固有感覚を阻害したりすると、そのどちらの場合も仔マウスのおとなしくなる時間が短くなることが確認された。

仔マウスがおとなしくなる反応に必要な知覚入力。左はリドカインで仔マウスの首の後ろの皮膚を局所麻酔したもので、じっとしている時間が短くなることが分かった。右はピリドキシン投与で仔マウスの固有感覚を阻害したもので、じっとしている時間が短くなることが分かった。この2つの結果から、輸送反応時に仔マウスがおとなしくなるには、首の後ろの皮膚をつままれているという感覚と固有感覚が必要であることが分かった

これらから、輸送反応中の姿勢制御には小脳皮質が、おとなしくなる反応には首後ろの皮膚の触覚と空中を運ばれる固有感覚の両方が、それぞれ重要であることが示されたほか、触覚と固有感覚が同時に刺激されると、瞬時に子の副交感神経が興奮し、心拍数の低下した「リラックス状態」をもたらし、じっとしていない仔を母親が運ぶには、おとなしい仔に比べてより多くの時間が必要になることが判明。

仔マウスの固有感覚をピリドキシンで阻害した時の母マウスが仔マウスを救出するのに要した時間。ピリドキシン投与で、固有感覚を阻害した仔マウスと、阻害していない仔マウスをプラスチックカップの中に入れ、母親が仔マウスをカップの中から救出するのに要した時間を測定、比較したものが右の図。ピリドキシンを投与した仔マウスは、輸送反応を示さず母親が助けようとしている間も暴れ、救出により時間がかかることが確認されたことから、仔の輸送反応は母親の子育てを助けていることが分かった

研究グループではこれらの成果から、仔が運ばれやすい格好でおとなしくするのは、もし運ばれているときに暴れて大きな鳴き声を出せば、危険が迫っている時に母マウスが仔を助けようとする行動を妨害することとなり、結果として仔自身の生存が危なくなることを避けるための行動と考えられると指摘する。

また研究グループでは、この考えを哺乳類全般に広げると、親子関係は最も重要な社会関係であり、それを維持するため、子どもも愛着行動によって親に協力しているということが考えられると説明するほか、輸送反応は、最も原始的な愛着行動の1つとして、ネコやネズミ、ヒトなどのさまざまな哺乳類で保存されていると推論できるとしており、親子関係が一方的なものではなく、双方の協力によって成り立つ相互作用であることを実証するものだとしている。

なお研究グループでは、子どもが泣き止まないことは親にとって大きなストレスになるため、子どもがどういう刺激で泣き止んだり、泣き始めたりしやすいのかを客観的に知ることにより、親の育児ストレスを軽減させることが可能になるとするほか、輸送反応に必要な神経機構の一端が明らかにされたことから今後、一部の脳機能障害などの理由で適切な輸送反応がうまく起きない場合に、どのような神経回路の問題が考えられるのかについて、手がかりを得ることができるようになるとの期待を述べている。
(マイナビニュースより)
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2013年04月17日

日本に眠る金鉱。小型家電リサイクルでレアメタル資源再生を

レアメタルは日本の資源戦略として重要になります。
ぜひともコスト面は多少度外視でも再生・再資源化へのリサイクルルート・技術開発を図ってほしいです


社説:家電に眠る資源 都市鉱山を開発しよう
携帯電話や電子ゲーム機など使用済みの小型家電を市区町村が住民から回収し、再資源化を図る「小型家電リサイクル法」が施行された。小型家電には金や白金、レアメタルなどの有用金属が眠る。「都市鉱山」とも呼ばれるそれらの資源を、有効活用する制度として定着させたい。

 新制度では、リサイクルが義務化されているテレビや冷蔵庫など4品目を除くほとんどの家電が対象となる。参加自治体の住民は、基本的に無料でごみとして出せる。

 環境省によれば、1年間に発生する使用済み小型家電は約65万トン。含まれる有用金属は844億円の価値がある。種類別では、金が10・6トン(年間国内需要量の6・4%)、銀が68・9トン(同3・7%)などかなりの量だ。しかし、これまではその多くがごみとして処分されていた。新制度が機能すれば、使用済み家電の不適正輸出の防止や資源の海外頼みの軽減にもつながるだろう。

 だが、その行方は不透明だ。新制度はリサイクルを義務化せず、自治体や住民の自発的な取り組みに頼っているからだ。環境省の調査では、参加意向を示した市区町村は全国の約3割にとどまる。回収体制や財政面を課題に挙げたところが多い。

 自治体は集めた家電を国の認定を受けた再生事業者に渡すが、現状では引き渡し価格は安く、自治体の収益になかなかつながっていない。再生事業者が自治体に利益を還元できる体制が整ってこそ、制度も回る。

 政府は15年度までに年間14万トンを回収する目標を掲げた。実現すればリサイクルがコスト的に見合うというが、6〜7割の市区町村の参加が前提だ。当面は、回収に取り組む自治体への一定の財政支援が必要だろう。既存のごみ回収ルートを活用するなど、自治体も回収率の向上や低コスト化に知恵を絞ってほしい。

 住民の理解が進み、協力意識が高まれば自治体も動く。どれだけ再資源化が進んだか、利益は上がったのかなどの情報を公開し、制度の透明性確保を徹底してもらいたい。

 レアメタルの中には、製品からの回収技術開発が遅れているものもある。官民が連携して、技術開発を急ぐべきだ。小型家電メーカーの責任も重い。製品づくりの際に、リサイクルしやすい設計や素材利用が求められる。企業秘密にかかわる部分もあるだろうが、製品にどんなレアメタルを使用しているかなどの情報を再生事業者に提供する仕組みがあれば、回収作業のむだを省き、再資源化の効率も上がる。

 新制度は施行後5年で見直す規定がある。普及状況を見極めつつ、家電メーカーや販売業者への回収義務付けなども検討すべきだろう。
(2013年4月8日毎日新聞社説より)
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2013年04月15日

女性のバスト補正にブラジャーは逆効果。むしろ垂れやすくなる。ノーブラ推奨

ノーブラで健康になる、腰痛が減るということが一時流行っていましたが、それを頷ける結果です。バストが垂れにくくなるだけでなく、腰痛、肩の痛みに効果があるそうです。家に帰った時くらいノーブラがいいのかもしれません。


おっぱいはブラジャーを着けていると衰えて余計に垂れてしまうと研究者が発表

「垂れたバストは元には戻らない」ということは広く言われていて、実際に戻ることはありませんが、そのバストを支えているはずのブラジャーが実は不要なものであり、健康面まで考えると有害なのではないか、ということをフランスの研究者が発表しました。

これはブザンソン大学病院のJean-Denis Rouillon教授が発表したもの。

スポーツ科学が専門であるRouillon教授は、18歳から35歳の女性130組に対してバストを計算尺とカリパスで測定するなどして15年間にわたって研究を重ね、「ブラジャーが必須であるというのは間違いだ」という自らの仮説が正しいという結論に達しました。

Rouillon教授によると、医学的・生理学的・解剖学的に見て、バストが重力の影響を受けないようにしたところで何の恩恵も受けられないとのこと。

むしろ、ブラジャーを着けていることで、支持組織が成長せずにしぼんでしまうため、徐々に垂れ下がってしまうのだそうです。

ノーブラだった女性グループは平均して1年間で乳首の位置が7mmアップし、バストが硬くなって妊娠線が消えたとのことで、参加者からはブラをしなくなったことで腰痛や背中の痛みがなくなったという意見も得られました。

Rouillon教授は、バストが膨らみ始めた少女がブラジャーを着用し始めると、バストを支える筋肉がブラジャーに依存するようになってしまって衰え、ブラジャーを外したときに形を維持できなくなるのだろうという考えを示しています。

ただし、実験結果は女性人口の標準サンプルから得られたものではないため、Rouillon教授は「すべての女性に対して、ブラジャーの着用をやめるようにアドバイスするのは危険です」ともコメントしています。
「支えるべき筋肉がブラジャーに頼ってしまって衰える」というのはなんとなく納得ですが、胸が硬くなるのは嫌がる女性も多そう。ブラジャーに代わって、筋肉が衰えないぐらいの適当なところで胸を支えてくれる何かは出てこないものでしょうか。
(GIGAZINEより)

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2013年04月14日

女性が本能で選ぶのは大きな男性器という調査結果

高身長で大きな男性器。人間も動物の優性遺伝に逆らえないということでしょうか。人間らしさではないような気がして少し残念ですね。


男性器は大きいほど魅力的、進化に影響も 研究報告
男性器の大きさは女性にとって重要なのかどうか、という永遠の問題の調査・研究に取り組んだ国際科学者チームが結果を米科学アカデミー紀要に発表。出した答えは…

「イエス、女性は大きい男性ほど魅力的に感じる」

 さらに、着衣の習慣がない先史時代の女性は、相手男性の露出した性器が見えるので、より大きな男性を性的パートナーに選んでいた可能性があり、これが人間の男性の生殖器が他の霊長類に比べて大きく進化した要因の1つになっているという。

 今回の研究論文の主執筆者で、カナダ・オタワ大学の進化・性淘汰学の博士研究員、ブライアン・マウツ氏は、AFPの取材に「男性器の大きさというのはデリケートな話題なので、女性が答える際にうそをついているのか、『自分を欺いて』いるのか見極めるのは難しい」と電子メールで答えた。

■男性器長く高身長の男性に魅力
 そこでマウツ氏らの研究チームは、コンピューターで作成した一般的な男性の人物画像で、身長、体型、弛緩(しかん)状態の男性器の長さなどを変えたものを使用する新しいタイプの研究に着手した。

 オーストラリア人女性105人を対象に、さまざまな角度から眺められるように回転している、ロボットのような実物大画像を53種類閲覧させた。

 女性はすべて異性愛者で、女性には男性器のサイズに関する研究に参加していることは伏せて、性的魅力という点から人物画像を採点するようにとだけ指示した。

 その結果、女性らが最も魅力的と評価したのは、男性器が長い高身長の男性であることが明らかになった。

 また、男性器が大きい男性ほど、女性が見つめる時間が長くなる傾向が見られた。ただしそれほど長いわけではなく、各採点に要する時間は約3秒ほどだった。

■進化に影響も
 では、どのくらい大きければベストなのか――
「魅力という採点項目の得点は、これらの特性が最大値に至るまで増え続けていた」

 研究によると、今回の結果は「大半の女性は男性器の大きさを重要視しないという主張を真っ向から否定する」ものであり、人間の男性が他の霊長類に比べて大きな生殖器を持つ傾向が見られる要因を示唆するものだという。「女性による配偶者選択が、人間男性の比較的大きな性器の進化に影響を及ぼした可能性があることが今回の結果で明らかになった」「着衣の習慣がない時代では、格納式ではない人間の男性器は、相手を探している女性にとって目に付きやすいポイントだったのだろう
(AFP=時事より抜粋)
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2013年04月03日

三重県伊勢市でレアアースの一種発見!

資源を持つということは、その国にとってとても武器になりますからね。これは朗報ですね


山口大など、レアアースを含む新種の鉱物を三重県の山中にて発見

山口大学などの研究グループは4月2日、三重県伊勢市矢持町の山中にてレアアースの一種であるランタン(La)を含む褐簾石の新種「ランタンバナジウム褐簾石/Vanadoallanite-(La)」を発見したことを発表した。

同成果は同大大学院理工学研究科の永嶌真理子 准教授、東京大学物性研究所の浜根大輔 博士、愛媛大学大学院理工学研究科の皆川鉄雄 教授と同 冨田宣光(博士前期課程)、稲葉幸郎(鉱物研究家)らによるもので、国際鉱物学連合(International Mineralogical Association:IMA)の新鉱物・命名・分類委員会(Commission on New Minerals, Nomenclature and Classification:CNMNC)により新鉱物として2013年3月1日に承認された。

レアアースはハイテク産業に必要な元素だが、自然界における分布やどのような鉱物に含まれているのか、また、鉱物の結晶構造のどの部分に存在するのかなどには未だに不明な点が多く残っているため、各地で研究が進められている。そうした中、研究グループでは今回、研究ターゲットの1つとして日本の秩父帯に注目して調査を行った。

秩父帯は、かつての海洋底堆積物が弱い変成を受けたのちに地表に上がってきた地質(付加体)で、昨今話題となっている南鳥島近海の海底で発見されたレアアースを含む泥の数億年後の姿に相当すると考えられているが、秩父帯に産出するレアアース鉱物の探索はこれまで進められてこなかった。

そこで研究グループは、秩父帯に属する地質で、小規模な鉄(Fe)-マンガン(Mn)鉱床が存在する三重県伊勢市矢持町の山中を調査。鉄マンガン鉱床を調べたところレアアースのランタンとレアメタルのバナジウム(V)を含む褐簾石を発見したという。

同鉱物は、レアアースのリザーバーとして高い能力を持つ緑簾石グループの一種で、その結晶構造には元素が存在する席が複数有り、それぞれの席にどの元素が存在するのかを決めるのは難しいのものの、今回発見されたランタンバナジウム褐簾石ではランタンとバナジウムが特定の席に存在することが明らかとなったほか、セリウムやプラセオジム、ネオジムなども同時に含有していることも確認したという。

なお研究グループでは、日本近海の海洋底にレアアースが濃集していることはすでに知られることとなったが、今回の成果は、そのレアアースが数億年後に地表に現れる際に褐簾石という鉱物にバナジウムを伴って固定される可能性があることを示すもので、秩父帯の中にはレアアース鉱物がまだ眠っている可能性がでてきたとコメントしている。
(マイナビニュースより)
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