2008年04月18日

医療・介護用強化スーツ、「量産」開始

記事にはロボットとありますが、正確には強化スーツになります。
ハンドメイドの強化スーツは今までもありましたが、
この「HAL」の一番のポイントは「量産」される強化スーツであること。
やがてはコストも下がり、あちこちでお目見えする日も近いかもしれません

私自身は強化スーツと言えば、80年代に放送された
「未来警察ウラシマン」「赤い光弾ジリオン」「超音戦士ボーグマン」を思い出します。
  
前2者は強化スーツは「刺身のツマ」で後半は登場回数も減っていますが、「ボーグマン」は強化スーツがメインになっていて、画面の隅々まで暴れまわります。

いずれも装着することで、物凄く高く飛んでいたことを思い出しますね。

「HAL」は、飛んだり跳ねたりはできませんが、20年前にはアニメでしか見れなかった「強化スーツ」という存在が現実になったということには感慨を覚えます。

(オリコンより)
ついにロボットスーツ量産、つくばに工場が誕生


ロボットスーツ「HAL」の研究・開発を手がけているCYBERDYNE(サイバーダイン株式会社)の量産工場が、本日16日(水)に茨城県つくば市にて着工、大和ハウス工業が発表した。ロボットスーツは、医療・介護を支援するためのもので、医療・介護を中心とした人支援ロボットの量産工場としては世界初となる。

 サイバーダイン社は、人・機械・情報系の融合複合した技術を人支援に活用する「人支援サイバニクス技術」における世界最先端の企業として、ロボットスーツ「HAL」の量産化、および機能アップに向け取り組んでいることで知られ、昨年2月には、大和ハウス工業と住宅や医療・介護施設、スポーツ施設でのロボットスーツの活用について業務提携し、次世代の居住環境に関する共同研究・分野開拓を行っている。

 両社はともに、今後も連携しながら医療・福祉・労働・重作業など、サイバニクス技術を必要とする分野に向けて研究開発を行い、あわせて、大和ハウスグループが保有する経営資源(住宅、商業施設、医療・介護施設の建築事業をはじめ、リゾート・スポーツ施設事業等)などを組み合わせ、ロボットスーツ「HAL」の市場への供給体制の構築を図っていくという。

 なお、新工場は、ロボットスーツ「HAL」の基幹工場として、10月の工場稼動から年間生産台数500台を目指していく。また、茨城県つくば市で現在建設中の(仮称)つくばショッピングセンター内に「サイバーダインスタジオ」が今秋にはオープンする予定。日本の先端技術である「ロボット技術」や「サイバニクス技術」を次代を担う子どもたちに向けて、わかりやすく説明する施設となる。

中京大学機械情報工学科など、最近では家事ロボット・介護ロボットなどの実用化をめざす研究をする大学もあり、社会的関心度はますます高まっていきそうだ。
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2008年04月13日

微生物が発電する燃料電池、オランダの研究者で開発

1ヘクタール当たり330Wということは、パソコン1台分に相当します。

となるとやはりこれは記事にあるとおり、電力インフラの十分に発達していない国向けかな、と。

国土が広く水田が広がるところで、特に注目される新技術でしょうね。

(WIRED VISIONより)
水田から電気を「収穫」:微生物を利用した燃料電池

オランダの研究チームが、稲の水田1ヘクタール当たり最大330ワットの電力を得られるという、微生物燃料電池(Microbial Fuel Cell:MFC)を開発した。

『Environmental Science and Technology』誌に掲載された論文によると、この研究チームが開発したものは、土の中に生息するバクテリアを利用する、超小型の発電装置だ。

バクテリアが有機物を吸収すると、余剰の電子を排出するので、これを装置で収集する。[Ars Technicaの記事によると、イネなどの植物が根から土中に有機物を排出する作用を利用。同研究チームの沈殿型MFC(sediment microbial fuel cells)では、植物の土中に陽極があり、陰極が水のなかにある。]

ハーバード大学のPeter Girgius教授(微生物学)も、半年ほど前に、土壌中のバクテリアをエネルギー源として利用できる可能性を指摘している。

Girgius教授は、「テラワット(規模のエネルギー)が、われわれの生物圏を循環している。太陽エネルギーはいずれ土壌や沈殿物に蓄積される。地下にある太陽エネルギーだと考えてほしい」と述べている。

また、大規模なゲノム研究機関であるJ. Craig Venter Instituteの研究者らが中心となって、エネルギー生成効率の良いバクテリアを遺伝子操作で作り出す研究に取り組んでいる。

こういった技術は、2007年に急速に立ち上がった。Girgius教授らが起業したLiving Power Systems社をはじめとするいくつかの新興企業が、電力インフラの十分に発達していない国の市場に参入しようとしている。

送電網が既に整備されていて、電気代も安価な国では、この技術を売り込むのは難しい。しかし、地球上の数十億にのぼる人々は、大抵は電力インフラのない、都市部から離れた環境で暮らしており、この技術はこうした人々に売り込むにはぴったりだ。

300ワット台というのは潤沢と言えるほどの量ではないが、米Potenco社のヨーヨー型携帯発電機(日本語版記事)(最高で40ワットを生成)や、グァテマラで製造されている風力タービン(50ワットの生成を目標としている)に比べれば十分な数字だ。

[Living Power Systems社のウェブサイトによると、コストは.75/KWhで太陽エネルギーと競合可能。原料はどこにでもあり、技術的にも単純でインフラ整備も必要ないので、ほとんどどこでも利用可能と主張している。]

微生物を利用した燃料電池の耐久性や拡張性の判断は難しい。だが少なくとも、微生物を利用したエネルギーの「農場」というコンセプトは、送電網の行き渡っていない農村部で、クリーンなエネルギー・ソリューションを設計しようという建築家やエンジニアにとって、考慮すべき選択肢の1つではあるだろう。
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2008年04月08日

コンピュータで美人判定。でも美人の定義とは?

美人の定義は年とともに変わると言います。

平安時代の貴族の中では、ふっくらとしたほほを持つ人が美人と言われた事もありました。

果たして、そんな時代の変化に沿う柔軟性のあるプログラムになっているか。

数年で「役立たず」になっているかもしれません。

(ITMediaより)
美人の判定はコンピュータで――イスラエルの研究者が開発

イスラエルのテルアビブ大学に所属する科学修士、アミット・カギアン氏は、コンピュータに美人の基準と判定能力を与えることに成功した。

「自分自身の写真はテスト画像に入れない」というカギアン氏の素顔は……

 カギアン氏が担当教授のエイタン・ルピン教授、ギデオン・ドロー教授と共同で執筆した研究論文は、科学誌Vision Researchに掲載された。

 「コンピュータはこれまで、顔の特徴や表情の違いを認識することは教えられてきたが、われわれが開発したソフトウェアでは美的判断を行うことができる」とカギアン氏。これは、人工知能開発を一歩進めるだけでなく、整形手術やコンピュータ視覚化、顔認識技術における進化にもつながるとしている。

 この研究ではまず、男女で構成される30人の被験者に、ほぼ同じ年齢のコーカサス系女性の100種類の顔画像を提示し、それぞれの「魅力度」について1 から7までの数値をつけさせた。カギアン氏らはその後、これらの顔の形状や特徴を数学的に処理していった。左右対称性、肌の荒れ具合、髪の色も分析対象とされる。

 被験者の好みに基づき、コンピュータに顔の特徴と魅力度の関連を学習させ、新しい顔画像で魅力度判定を実施した。その結果は、人間の被験者が出したものと非常に近かったとカギアン氏は説明している。

 カギアン氏は次に、男性の魅力度をコンピュータに教える予定だが、自分自身の写真はテスト画像に入れないつもりだという。
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2008年04月07日

ミトコンドリアががんの転移の原因になることを発見

細胞内で仕事をするミトコンドリア。
その小器官ががんの転移を助けていたとは。
ミトコンドリアそのものを死滅させるわけにはいかないので、本当に悪いのは活性酸素となります。
抗酸化剤をベースにした新薬の登場が待たれます。

(毎日新聞より)
<ミトコンドリア>遺伝子変異でがん転移を誘発

生命維持に必要なエネルギーを合成している細胞内の小器官「ミトコンドリア」の遺伝子が変異すると、がん細胞が転移しやすくなることを、筑波大や島根大、千葉県がんセンターのグループが突き止めた。がん転移を抑制する治療薬の開発などにつながるという。4日付の米科学誌「サイエンス」(電子版)に掲載された。

 研究グループは、同じマウスの肺がんにある「転移しやすい細胞」と、「転移しにくい細胞」に着目。両方からミトコンドリアを取り除き、互いのがん細胞のミトコンドリアを入れ替えた。すると、転移しにくかった細胞は有害な活性酸素を多く作るようになり、転移に関係する遺伝子の働きも活発になって、転移しやすい細胞に変わった。

 このようにがんを悪性にしたミトコンドリアでは、遺伝子の配列が通常と違うことも確認した。遺伝子の変異による活性酸素の増加が引き金になり、転移に関与する遺伝子が働き出すと考えられるという。試しに活性酸素を抑える抗酸化剤をがんのマウスに投与すると、転移するがん細胞の数が減った。

 林純一・筑波大教授は「人間のがんでも同じメカニズムが働いていて、抗酸化剤で転移を抑えられるのならば、新薬の開発につながる可能性がある」と話している。
posted by カミガタ at 06:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 遺伝子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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