これは楽しみです。
「おめでたい席」だけでなく、がん予防などに効果があるとされるポリフェノールが入っているので、普段でも食べてみたいですね。
コシヒカリや古代米「緑米」のショッピング



富山県は、品種改良で「赤いコシヒカリ」を開発した。
赤飯のような色合いとコシヒカリのおいしさを併せ持つのが特長で、新年度から試験的に販売する。県は、「おめでたい席にいかが」と売り込んでいる。
県農業試験場が8年かけて交配を繰り返し、古代米「赤米」の遺伝子をコシヒカリに取り込むことに成功した。コシヒカリの遺伝子を98%受け継いでいるために赤米に比べて色つやや味も優れているうえ、がん予防などに効果があるとされるポリフェノールを多く含んでいるという。栽培法や炊き方は一般のコメと同じ。
ただ、通常のコシヒカリと同じ時期に穂が出るため、自然交雑しかねないという課題も残る。試験場はもみに色を付けて離して栽培するよう促したり、穂が出る時期をずらしたりする改良を進め、3年ほどで本格的な栽培を目指す。