2008年04月07日

ミトコンドリアががんの転移の原因になることを発見

細胞内で仕事をするミトコンドリア。
その小器官ががんの転移を助けていたとは。
ミトコンドリアそのものを死滅させるわけにはいかないので、本当に悪いのは活性酸素となります。
抗酸化剤をベースにした新薬の登場が待たれます。

(毎日新聞より)
<ミトコンドリア>遺伝子変異でがん転移を誘発

生命維持に必要なエネルギーを合成している細胞内の小器官「ミトコンドリア」の遺伝子が変異すると、がん細胞が転移しやすくなることを、筑波大や島根大、千葉県がんセンターのグループが突き止めた。がん転移を抑制する治療薬の開発などにつながるという。4日付の米科学誌「サイエンス」(電子版)に掲載された。

 研究グループは、同じマウスの肺がんにある「転移しやすい細胞」と、「転移しにくい細胞」に着目。両方からミトコンドリアを取り除き、互いのがん細胞のミトコンドリアを入れ替えた。すると、転移しにくかった細胞は有害な活性酸素を多く作るようになり、転移に関係する遺伝子の働きも活発になって、転移しやすい細胞に変わった。

 このようにがんを悪性にしたミトコンドリアでは、遺伝子の配列が通常と違うことも確認した。遺伝子の変異による活性酸素の増加が引き金になり、転移に関与する遺伝子が働き出すと考えられるという。試しに活性酸素を抑える抗酸化剤をがんのマウスに投与すると、転移するがん細胞の数が減った。

 林純一・筑波大教授は「人間のがんでも同じメカニズムが働いていて、抗酸化剤で転移を抑えられるのならば、新薬の開発につながる可能性がある」と話している。


posted by カミガタ at 06:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 遺伝子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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がんの転移にミトコンドリアが関係していた!
Excerpt: コレは大きな発見だと思います。 うまく行けば、厄介ながんの転移が防げるかもしれません。 新薬の登場が待たれます。 (毎日新聞より) <...
Weblog: 健康・美容の話題
Tracked: 2008-04-07 06:44

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