2009年10月29日

運転の上手下手はDNAが決めるって本当?

「時間の経過とともに習ったことを忘れる傾向も強い」ということは、運転だけでなく、そのほかの部分も悪いといわれかねないかも。

でも本当にDNAが原因なのでしょうかね。

(ロイターより)
下手な運転に遺伝子が関係か=米研究


米カリフォルニア大学アーバイン校の研究チームが28日、運転の下手さにDNAが関係しているとの研究結果を発表した。
 研究をまとめたスティーブン・クレーマー博士によると、ある特定の遺伝子変異が見られる人は、そうでない人に比べて、運転テストで20%以上も成績が悪いことが分かったという。
 クレーマー博士と研究チームは、遺伝子変異がある7人を含む29人に対し、運転シミュレーターでコースを15周運転してもらうテストを実施。1週間後にもう1度同じテストを行った。
 クレーマー博士は、この遺伝子変異が見られる人は最初からミスをすることが多く、時間の経過とともに習ったことを忘れる傾向も強いと指摘。米国人の約30%がこの変異を持っているという。
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2008年04月13日

微生物が発電する燃料電池、オランダの研究者で開発

1ヘクタール当たり330Wということは、パソコン1台分に相当します。

となるとやはりこれは記事にあるとおり、電力インフラの十分に発達していない国向けかな、と。

国土が広く水田が広がるところで、特に注目される新技術でしょうね。

(WIRED VISIONより)
水田から電気を「収穫」:微生物を利用した燃料電池

オランダの研究チームが、稲の水田1ヘクタール当たり最大330ワットの電力を得られるという、微生物燃料電池(Microbial Fuel Cell:MFC)を開発した。

『Environmental Science and Technology』誌に掲載された論文によると、この研究チームが開発したものは、土の中に生息するバクテリアを利用する、超小型の発電装置だ。

バクテリアが有機物を吸収すると、余剰の電子を排出するので、これを装置で収集する。[Ars Technicaの記事によると、イネなどの植物が根から土中に有機物を排出する作用を利用。同研究チームの沈殿型MFC(sediment microbial fuel cells)では、植物の土中に陽極があり、陰極が水のなかにある。]

ハーバード大学のPeter Girgius教授(微生物学)も、半年ほど前に、土壌中のバクテリアをエネルギー源として利用できる可能性を指摘している。

Girgius教授は、「テラワット(規模のエネルギー)が、われわれの生物圏を循環している。太陽エネルギーはいずれ土壌や沈殿物に蓄積される。地下にある太陽エネルギーだと考えてほしい」と述べている。

また、大規模なゲノム研究機関であるJ. Craig Venter Instituteの研究者らが中心となって、エネルギー生成効率の良いバクテリアを遺伝子操作で作り出す研究に取り組んでいる。

こういった技術は、2007年に急速に立ち上がった。Girgius教授らが起業したLiving Power Systems社をはじめとするいくつかの新興企業が、電力インフラの十分に発達していない国の市場に参入しようとしている。

送電網が既に整備されていて、電気代も安価な国では、この技術を売り込むのは難しい。しかし、地球上の数十億にのぼる人々は、大抵は電力インフラのない、都市部から離れた環境で暮らしており、この技術はこうした人々に売り込むにはぴったりだ。

300ワット台というのは潤沢と言えるほどの量ではないが、米Potenco社のヨーヨー型携帯発電機(日本語版記事)(最高で40ワットを生成)や、グァテマラで製造されている風力タービン(50ワットの生成を目標としている)に比べれば十分な数字だ。

[Living Power Systems社のウェブサイトによると、コストは.75/KWhで太陽エネルギーと競合可能。原料はどこにでもあり、技術的にも単純でインフラ整備も必要ないので、ほとんどどこでも利用可能と主張している。]

微生物を利用した燃料電池の耐久性や拡張性の判断は難しい。だが少なくとも、微生物を利用したエネルギーの「農場」というコンセプトは、送電網の行き渡っていない農村部で、クリーンなエネルギー・ソリューションを設計しようという建築家やエンジニアにとって、考慮すべき選択肢の1つではあるだろう。
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2008年04月07日

ミトコンドリアががんの転移の原因になることを発見

細胞内で仕事をするミトコンドリア。
その小器官ががんの転移を助けていたとは。
ミトコンドリアそのものを死滅させるわけにはいかないので、本当に悪いのは活性酸素となります。
抗酸化剤をベースにした新薬の登場が待たれます。

(毎日新聞より)
<ミトコンドリア>遺伝子変異でがん転移を誘発

生命維持に必要なエネルギーを合成している細胞内の小器官「ミトコンドリア」の遺伝子が変異すると、がん細胞が転移しやすくなることを、筑波大や島根大、千葉県がんセンターのグループが突き止めた。がん転移を抑制する治療薬の開発などにつながるという。4日付の米科学誌「サイエンス」(電子版)に掲載された。

 研究グループは、同じマウスの肺がんにある「転移しやすい細胞」と、「転移しにくい細胞」に着目。両方からミトコンドリアを取り除き、互いのがん細胞のミトコンドリアを入れ替えた。すると、転移しにくかった細胞は有害な活性酸素を多く作るようになり、転移に関係する遺伝子の働きも活発になって、転移しやすい細胞に変わった。

 このようにがんを悪性にしたミトコンドリアでは、遺伝子の配列が通常と違うことも確認した。遺伝子の変異による活性酸素の増加が引き金になり、転移に関与する遺伝子が働き出すと考えられるという。試しに活性酸素を抑える抗酸化剤をがんのマウスに投与すると、転移するがん細胞の数が減った。

 林純一・筑波大教授は「人間のがんでも同じメカニズムが働いていて、抗酸化剤で転移を抑えられるのならば、新薬の開発につながる可能性がある」と話している。
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2008年03月30日

コシヒカリの粘りの秘密は「まずいコメ」だった!

これは面白い話です。

競馬でいうインブリードやニックスを彷彿とさせる話ですね。
お米界の「サンデーサイレンス」というくらい席巻しているササニシキ。

大事なのは「良い、悪いではなく、個性」なのだ、と教えてくれます。

コシヒカリの商品と本です
  

(毎日新聞より)
<コシヒカリ>先祖はまずいコメ 粘りの源のDNA解析


日本人に最も人気のあるコメ品種「コシヒカリ」の粘りの源が、昭和初期にまずいコメの代表格とされた「愛国」に由来することが、福井県農業試験場のDNA解析で分かった。粘りはおいしさを左右する必須の要素。育種関係者の間で、おいしさの祖先は「東の亀の尾、西の朝日」と信じられており、驚きが広がっている。29日、川崎市で開かれた日本育種学会で発表した。

 コシヒカリは1956年、試験場で開発された。作付面積は79年から29年間、連続日本一で、2〜10位もコシヒカリの子孫が占める。試験場は優れた食味の秘密を探るため、開発に利用された42品種を対象に、粘りや軟らかさのもととなる第2染色体上のDNAを解析した。

 その結果、コシヒカリ型のDNAを持っていたのは、コシヒカリの親の「農林1号」、祖父の「陸羽132号」、さらにその祖先の「愛国」と分かった。おいしさの祖先と信じられていた「亀の尾」(山形県)や「朝日」(岡山県)に、コシヒカリ型DNAはほとんど含まれていなかった。硬さなど他の要素は今後調べるという。

 解析した小林麻子研究員(育種学)は「コシヒカリがおいしいのは、においや硬さなどさまざまな要素のバランスが良いからだ。愛国も一役買っていたことを踏まえ、新品種の開発に役立てたい」と話す。

 大沢良・筑波大准教授(育種学)の話 常識を覆す結果だ。先入観を持たずに育種に取り組む重要性を感じる。
posted by カミガタ at 17:43| Comment(0) | TrackBack(1) | 遺伝子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

古代米の遺伝子を取り込んだ「赤いコシヒカリ」開発。がん予防効果も?

コシヒカリに新種登場。

これは楽しみです。
「おめでたい席」だけでなく、がん予防などに効果があるとされるポリフェノールが入っているので、普段でも食べてみたいですね。

コシヒカリや古代米「緑米」のショッピング
  

富山県は、品種改良で「赤いコシヒカリ」を開発した。

 赤飯のような色合いとコシヒカリのおいしさを併せ持つのが特長で、新年度から試験的に販売する。県は、「おめでたい席にいかが」と売り込んでいる。

 県農業試験場が8年かけて交配を繰り返し、古代米「赤米」の遺伝子をコシヒカリに取り込むことに成功した。コシヒカリの遺伝子を98%受け継いでいるために赤米に比べて色つやや味も優れているうえ、がん予防などに効果があるとされるポリフェノールを多く含んでいるという。栽培法や炊き方は一般のコメと同じ。

 ただ、通常のコシヒカリと同じ時期に穂が出るため、自然交雑しかねないという課題も残る。試験場はもみに色を付けて離して栽培するよう促したり、穂が出る時期をずらしたりする改良を進め、3年ほどで本格的な栽培を目指す。
posted by カミガタ at 23:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 遺伝子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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